iPhone買取相場の推移と今後の予測
この記事でわかること:
- iPhone 14〜17シリーズの買取相場の推移データ
- 新モデル発表前後の価格変動パターンと最適な売り時
- 2026年の相場に影響する3つの要因(円安・iPhone 18・廉価モデル)
- モデル別・容量別・状態別の価格差の実態
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結論 — iPhoneは「いつ売るか」で数万円変わる
iPhoneの買取価格は発売日から毎日下がり続けます。 年間10〜30%の下落が当たり前の世界で、「売り時」を知っているかどうかが数万円の差を生みます。
「もう少し待てば相場が上がるかも」と考えて売却を先延ばしにする方は多いですが、実際にはiPhoneの買取価格が大幅に上昇するケースは極めてまれです。むしろ待てば待つほど確実に価格は下がっていきます。
直近の例でいえば、2025年9月のiPhone 17発売によってiPhone 16シリーズの買取相場は一気に下落しました。iPhone 16 Proは発売時の159,800円に対して、今では中古美品で88,000〜115,000円程度。わずか1年半で3〜4割以上の価値が失われた計算です。
この記事では、iPhone各モデルの実際の価格推移データをもとに、下落のパターンと最適な売り時を解説します。
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iPhone買取相場の最新データ【2026年2月時点】
iPhone 17シリーズの買取相場(現行モデル)
iPhone 17シリーズは2025年9月19日に発売された現行モデルです。発売から約5か月が経過し、買取価格は新品価格の80〜90%前後を維持しています。
| モデル | 新品価格(税込) | 買取相場(未開封) | 買取相場(中古美品) |
|---|---|---|---|
| iPhone 17(256GB) | 129,800円 | 約126,000円 | 約119,000円 |
| iPhone 17 Air(256GB) | 159,800円 | 約135,000円 | 約133,000円 |
| iPhone 17 Pro(256GB) | 179,800円 | 約188,000円 | 約160,000円 |
| iPhone 17 Pro Max(256GB) | 194,800円 | 約203,000円 | 約168,000円 |
注目すべきは、iPhone 17 ProとPro Maxの未開封品が新品価格を上回る買取額になっている点です。これは人気モデルの供給が需要に追いついていない時期に発生する現象で、未開封品の希少性が買取価格を押し上げています。
iPhone 16シリーズの買取相場(型落ち)
iPhone 16シリーズは2024年9月に発売されましたが、2025年9月のiPhone 17発売に伴い、iPhone 16 Pro・Pro MaxはApple Storeでの販売が終了しています。iPhone 16(無印)の128GBのみ114,800円に値下げされて継続販売中です。
| モデル | 参考新品価格 | 買取相場(未開封) | 買取相場(中古美品) |
|---|---|---|---|
| iPhone 16(128GB) | 114,800円 | — | 約75,000〜85,000円 |
| iPhone 16 Pro(128GB) | 159,800円(販売終了) | 約158,500円 | 約88,000〜115,000円 |
| iPhone 16 Pro Max(256GB) | 189,800円(販売終了) | 約185,000円 | 約120,000〜145,000円 |
興味深いのは、販売終了したiPhone 16 Proの未開封品が新品価格とほぼ同額で取引されている点です。Apple Storeで買えなくなったことで希少性が高まり、未開封品にプレミアムが付いています。一方、中古品は通常通り値下がりが続いています。
iPhone 15・14シリーズの買取相場
世代が古くなるほど下落は顕著です。iPhone 14シリーズは発売から3年以上が経過し、残価率は40%を下回り始めています。
| モデル | 発売からの経過 | 買取相場(中古美品) | 残価率の目安 |
|---|---|---|---|
| iPhone 15(128GB) | 約2年半 | 約55,000〜70,000円 | 約44〜56% |
| iPhone 15 Pro(128GB) | 約2年半 | 約75,000〜95,000円 | 約47〜59% |
| iPhone 14(128GB) | 約3年半 | 約38,000〜48,000円 | 約32〜40% |
| iPhone 14 Pro(128GB) | 約3年半 | 約50,000〜63,000円 | 約33〜42% |
iPhone 15シリーズはまだ残価率45〜60%程度を維持していますが、3年目に入ると下落が加速するのが一般的なパターンです。売却を迷っているなら、今が最後のチャンスかもしれません。
容量別の価格差
容量の違いも買取価格に影響します。iPhone 17 Pro Maxの場合、容量ごとの未開封品買取価格は以下の通りです。
| 容量 | 新品価格 | 買取相場(未開封) | 新品との差額 |
|---|---|---|---|
| 256GB | 194,800円 | 約203,000円 | +8,200円 |
| 512GB | 229,800円 | 約229,000円 | -800円 |
| 1TB | 264,800円 | 約258,000円 | -6,800円 |
| 2TB | 329,800円 | 約296,000円 | -33,800円 |
容量が大きくなるほど、新品価格との差額が広がる傾向があります。2TBモデルは新品から約3.4万円の差が出ているのに対し、256GBは新品価格を上回っています。売却を前提に考えるなら、256GBや512GBが最もコストパフォーマンスが良い選択です。
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iPhoneの買取価格はどう推移してきたか
年間下落率の実データ
| 経過年数 | 年間下落率 | 残価率の目安 |
|---|---|---|
| 1年目 | 10〜15% | 85〜90% |
| 2年目 | 20〜30% | 55〜70% |
| 3年目以降 | 20〜30% | 40%以下 |
| 4年以上 | — | 30%前後 |
もうひとつ重要な傾向は、Proモデルのほうが値持ちするという点です。同じ世代でも、ProやPro Maxは無印モデルに比べて残価率が5〜10ポイント高くなる傾向があります。高性能チップ、カメラ性能、チタニウムフレームなど、Pro固有の付加価値が中古市場でも評価されているためです。
新モデル発表後の価格変動パターン
毎年9月のApple新製品発表は、買取相場にとって最大のイベントです。直近の2025年9月、iPhone 17発売時に何が起きたかを振り返ってみましょう。
2025年6〜7月(発表前2〜3か月): iPhone 17のリーク情報が増え始めましたが、iPhone 16の買取価格への影響はまだ軽微でした。むしろこの時期は中古需要が比較的高く、相場は安定していました。
2025年8月(発表前1か月): iPhone 17 Airという新しいラインの噂が確信に変わり、iPhone 16からの乗り換えを検討する人が増加。旧モデルの供給が増え始め、じわじわと相場が下がり始めました。
2025年9月(発表・発売月): iPhone 17の発表と同時に、iPhone 16の買取価格は一気に下落。特にApple StoreでのiPhone 16 Pro・Pro Max販売終了が大きなインパクトを与えました。新品で買えなくなったProモデルの未開封品にプレミアムが付く一方、中古品の価格は急落しました。
2025年10〜11月: iPhone 17への乗り換えが一巡し、iPhone 16の売却ラッシュも落ち着きました。ただし相場が回復するわけではなく、下がったまま横ばいに。
このパターンは毎年繰り返されています。旧モデルを売るなら7〜8月がベストタイミング。9月の新モデル発表を待ってしまうと、取り返しのつかない価格下落に直面します。
季節ごとの買取相場の傾向
Appleの新モデル発表以外にも、季節によって買取相場には変動があります。
| 時期 | トレンド | 解説 |
|---|---|---|
| 1〜3月 | やや上向き | 新生活需要で中古市場活発 |
| 4〜6月 | 安定 | 大きな変動なし |
| 7〜8月 | 最高値圏 | ボーナス時期+新モデル前の駆け込み |
| 9〜10月 | 最安値 | 新モデル発売で旧モデル暴落 |
| 11〜12月 | 横ばい〜微増 | 年末商戦で需要やや回復 |
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2026年のiPhone買取相場に影響する3つの要因
円安・円高と買取価格の関係
為替レートは、iPhone買取相場に大きな影響を与えます。iPhoneの新品価格はAppleがドルベースで設定し、各国の通貨に換算して販売しているためです。
円安が進むとAppleが日本での販売価格を引き上げる可能性があり、新品が高くなれば中古の相対的な価値も上がります。実際、2022年に急激な円安が進行した際、Appleは日本のiPhone価格を大幅に引き上げました。この値上げに連動して、中古iPhoneの買取相場も上昇するという現象が起きています。
逆に円高に振れた場合は、新品価格が下がることで「新品が安くなったのに中古を買う理由」が薄れ、買取価格も下がりやすくなります。
2026年2月現在、為替は1ドル152〜154円台で推移しています。この水準が続く限り、iPhoneの新品価格が大幅に下がる可能性は低く、買取相場も一定の水準を維持すると見られます。ただし、為替の急変動には常に注意が必要です。
iPhone 18の発売と既存モデルへの影響
2026年9月には例年通りiPhone 18シリーズの発売が見込まれています。iPhone 17シリーズの買取相場は、このタイミングで大きく下落することが確実です。
iPhone 17シリーズは現在、未開封品が新品価格と同等かそれ以上で取引されています。しかしこの高い残価率は、iPhone 18の発売とともに急落するのが過去のパターンです。iPhone 17を持っている方は、2026年7〜8月までに売却の判断をすべきです。
iPhone 16シリーズはさらに厳しい状況です。すでにApple Storeでの販売が終了しているモデルもあり、今後は下落の一途をたどります。iPhone 15以前はなおさらで、待つメリットは基本的にありません。
廉価モデルiPhone 17eの登場
2026年3月中旬(米国時間3月13日)には、iPhone 17eの発売が見込まれています(Appleは米国時間3月4日に「Special Apple Experience」を開催予定)。これはiPhone SEの後継にあたる廉価モデルで、iPhone 17シリーズのデザインを踏襲しつつ価格を抑えたモデルになると見られています。
廉価モデルの登場は、中古市場に微妙な影響を与えます。「安くiPhoneを手に入れたい」層がiPhone 17eに流れることで、旧モデルの中古需要が減少する可能性があるためです。特にiPhone 15やiPhone 14の中古品は、新品のiPhone 17eと価格帯が近くなるケースも考えられ、廉価モデルとの競合で相場が押し下げられるリスクがあります。
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データから読み解く「iPhoneの売り時」
機種別のベストな売却タイミング
結論から言えば、どのモデルでも「売ると決めた瞬間が最も高いタイミング」です。ただし、特に意識すべきポイントを機種別に整理します。
iPhone 17シリーズ(2025年9月発売)を持っている場合: 現在は発売から約5か月で、残価率はまだ80〜90%台を維持しています。2026年7〜8月がiPhone 18発表前の最後の高値圏になるため、1年で売り抜けたいなら夏までが勝負です。
iPhone 16シリーズ(2024年9月発売)を持っている場合: iPhone 17の発売で既に大きな下落を経験しています。中古美品の残価率は50〜70%程度。ここからの下落は緩やかになりますが、iPhone 18発売でさらにもう一段下がります。売るなら早いに越したことはありません。
iPhone 15以前を持っている場合: 残価率は50%を切り始めています。2026年3月中旬のiPhone 17e発売で、廉価帯の中古相場がさらに圧迫される可能性もあります。今すぐ査定に出すことをおすすめします。
「1年で売る」vs「2年で売る」の損益分岐点
| 項目 | 1年で売る | 2年で売る |
|---|---|---|
| 残価率 | 約85〜90% | 約55〜65% |
| 売却例(iPhone 17 Pro) | 140,000〜155,000円 | 100,000〜120,000円 |
| 実質コスト | 25,000〜40,000円 | 60,000〜80,000円 |
| 1年あたりコスト | 25,000〜40,000円 | 30,000〜40,000円 |
| 手間 | 毎年データ移行 | 2年に1回 |
重要なのは、どちらのサイクルであっても9月の新モデル発表前に売るというルールを守ることです。
状態別の価格差
同じモデルでも端末の状態によって買取価格は大きく変わります。
| 状態 | 相場との差 | 目安 |
|---|---|---|
| 新品未開封 | +20,000〜40,000円 | フィルムも剥がしていない完全未使用品 |
| 美品(傷なし) | 基準価格 | 細かい傷もない良好な状態 |
| 良品(軽微な傷) | -3,000〜8,000円 | 小さな傷やスレがある程度 |
| 可(目立つ傷) | -10,000〜20,000円 | 大きな傷や凹みがある |
| 画面割れ | -30,000〜50,000円 | 画面にひびや割れがある |
| 水没 | -80〜90% | 内部に水濡れの痕跡がある |
iPhone 17 Pro 256GBの場合、未開封品が約188,000円に対して中古美品は約160,000円。その差は約28,000円です。もし未開封のまま保管しているiPhoneがあるなら、開封せずにそのまま売却するほうがはるかに有利です。
水没品の減額幅は飛び抜けて大きく、通常の端末と比べて8〜9割の減額がほぼ確実です。10万円の端末が1〜2万円になることもあり得るので、水没だけは絶対に避けたいトラブルです。
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まとめ — 相場を知って最適なタイミングで売ろう
iPhone買取相場の推移データから見えてきたポイントをおさらいします。
価格推移の基本パターン:
- 発売1年目は年間10〜15%の下落。2年目以降は下落が加速して年20〜30%に
- Proモデルのほうが値持ちする(残価率で5〜10ポイント差)
- 新モデル発表の9月が最大の暴落ポイント。7〜8月までの売却がベスト
2026年の注目ポイント:
- 円安水準(1ドル152〜154円)が続けば買取相場は下支えされる
- 2026年9月にiPhone 18の発売が見込まれる。iPhone 17の売却判断は8月まで
- 3月中旬のiPhone 17eの登場で、旧モデルの中古相場が圧迫される可能性
売り時の判断:
- どのモデルでも「売ると決めた瞬間」が最も高い
- 1年サイクルなら残価率85〜90%、2年サイクルなら55〜65%が目安
- 状態管理は外装・バッテリー・水没対策の3点が重要。未開封と美品で2〜4万円の差
買取相場は毎日変動しますが、大きなトレンドは変わりません。「待てば上がる」はほぼ幻想です。データを見れば、1日でも早い売却が最も合理的な判断であることは明らかです。
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よくある質問
Q1: iPhoneの買取相場は今後上がりますか?
A: 基本的にiPhoneの買取相場は時間とともに下がり続けます。ただし例外もあります。2022年に急激な円安が進んだ際、Appleが日本での販売価格を引き上げた結果、中古の買取価格も連動して上昇しました。こうした為替要因による一時的な上昇はあり得ますが、「待っていれば上がる」という期待で売却を先延ばしにするのはおすすめできません。
Q2: 新品未開封と開封済みでどれくらい差がありますか?
A: モデルにもよりますが、新品未開封品と開封済み美品では2〜4万円程度の価格差があるのが一般的です。iPhone 17 Pro 256GBの場合、未開封品が約188,000円、中古美品が約160,000円で約28,000円の差です。もし未開封のiPhoneを持っている場合は、開封せずに売却するほうが圧倒的に有利です。
Q3: 画面割れや傷があると相場からどれくらい下がりますか?
A: 画面割れの場合は通常の買取価格から3〜5万円程度の減額が一般的です。軽微な傷であれば数千円程度で済むこともあります。ただし減額幅は業者によって大きく異なるため、画面割れ端末でも複数業者で査定を取ることが重要です。
Q4: iPhoneを売る前にやるべきことは?
A: 最低限やるべきことは4つです。まずApple IDとパスワードの確認。次に「iPhoneを探す」をオフにすること。そしてデータのバックアップと端末の初期化です。特にApple IDとパスワードが揃わないと大幅な減額対象になるため、これが最優先です。詳しくはiPhoneを高く売る7つのプロのテクニックもご参照ください。
Q5: 買取相場が一番高い時期はいつですか?
A: 一般的に7〜8月が最も買取相場が高くなる時期です。9月のApple新製品発表前に駆け込みで売却する方が増えることと、夏のボーナス時期で中古端末の需要が高まることが理由です。逆に最も相場が下がるのは9〜10月で、新モデル発売直後は旧モデルの価格が一気に落ちます。
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この記事の情報は2026年2月17日時点のものです。最新の買取相場や情報は、[AppleBuyers](https://applebuyers.jp/)でご確認ください。
