はじめに:モバデコの買取査定を体験
「背面割れのiPhoneって、いくらで売れるの?」
スマートフォン買取・販売・修理の専門店**モバデコ(Mobadeco)**で、iPhone 3台(背面割れ2台、正常1台)の買取査定を実施してきました。背面が割れたiPhoneは、どれほど減額されるのでしょうか?
この記事で分かること:
- モバデコの店舗概要とアクセス
- 背面割れiPhoneの実際の査定額
- 背面割れと画面割れの減額の違い
- なぜ背面割れは激安査定になるのか
📊 実際の調査結果
今回の調査で持ち込んだ3台の査定額:
調査対象端末(3台)
iPhone 15 Pro 1TB(背面割れあり)
- 容量: 1TB
- バッテリー: 87%
- 状態: 背面割れあり、インカメラ変色
- 査定額: 60,000円(3店舗中で最高額)
iPhone 12 64GB
- 容量: 64GB
- バッテリー: 24-26%
- 状態: 破損なし、動作正常
- 査定額: 15,000円
iPhone 11 128GB
- 容量: 128GB
- バッテリー: 80%
- 状態: 正常
- 査定額: 5,000円
合計査定額: 80,000円
⚡ モバデコの特徴的な査定スタイル
今回の調査で判明した、モバデコの独自の査定プロセスです。
簡略化された査定プロセス
「よそのサイト見て、色々の値段決めてるみたいな感じです、ここは」
店長クラスのスタッフが、外部の価格情報サイトを参照しながら査定額を決定していました。
「もう、良しそうな値段を見て、店長っぽい人で、もうザックリ、細かいのをチェックしないっていう対策でやってます」
査定の特徴:
- 細かい状態チェックは行わない
- 外部サイトの相場を参考に大まかに判断
- 迅速な対応を重視
重要な注意点
「多分他の人の場合は、きっと今回特殊かもしれないですが」
調査員は、今回の査定が通常とは異なる特殊なケースである可能性を指摘しています。すべての査定がこのスタイルとは限らないため、実際に訪問する際は確認することをおすすめします。
📍 モバデコ店舗概要
店舗外観・商店街入口

モバデコは、商店街の中にあるスマートフォン専門店です。「買取・販売」の看板が目印です。
店頭看板

店頭には「SMARTPHONE SHOP」「買取・販売・修理」の文字とともに、iPhone SE3の買取価格例(¥5,000 / ¥4,000)が掲示されています。
店舗入口

「Welcome to Mobadeco!!」の看板が掲げられた店舗入口。買取・販売の両方を行っています。
店内の様子

店内には、多数のスマートフォンがショーケースに陳列されています。
営業時間
査定の最後に営業時間を確認しました。
「あれ ここ何時までやってるんですか」 「それまでに来れば」
詳細な営業時間については、訪問前に店舗に直接確認することをおすすめします。
📱 査定依頼:iPhone 3台
今回査定を依頼したのは、以下の3台です。
査定端末:
- iPhone 15 Pro 1TB(背面割れ)
- iPhone 12 64GB(正常)
- iPhone 11 128GB(正常)
「3台だって2台がちょっと割れちゃってて、1台は割れてないんですけど。」 「全部普通には使える。」
すべて動作は正常です。iPhone 15 Proは背面ガラスが割れている状態でしたが、他の2台は破損なしです。
💰 査定結果:背面割れの衝撃
背面割れは「ジャンク」扱い
査定員から告げられた内容は衝撃的でした。
「後ろだとは結構下がるんですよ。ジャンクってなるから。」
背面が割れているだけで「ジャンク」扱いとなり、大幅な減額対象となります。
査定額の発表
査定が完了し、各端末の買取価格が伝えられました。
iPhone 11(128GB):
「これは5,000円ですね」 「これ11でしちゃって、これ5,000円」
iPhone 12(64GB):
「これが12、1万5,000円」
iPhone 15 Pro(1TB、背面割れ):
「私が6万円かな頑張って」 「6万円 なるほど これってもうこれで確定なんですか」 「でも 状態がそういう状態だと、今画面でもしょうがないので そういうのコミュニティが出すので」
背面割れを考慮した上で、60,000円という査定額でした。
合計:
「15が6万で、12が1万5千ですから、全部で8万円」
3台合計で80,000円という結果でした。
なぜ背面割れは激安査定なのか?
背面割れが大幅減額される理由を、査定員が説明してくれました。
「後ろだとリンゴのマークが乗っているんですか。だからApple正規からしたら、交換なくて。」 「ああじゃあそのまま売るしかないから、安くなっちゃう。めっちゃ安くなる。」
背面割れの問題点:
-
Appleの正規修理対象外
- 背面にはAppleロゴがあるため、正規修理では交換してもらえない
-
修理せずに販売するしかない
- 修理できないため、そのままの状態で販売
-
需要が限定的
- 破損品を買う人は限られる
画面割れとの違い
画面割れと背面割れでは、査定への影響が大きく異なります。
「モニターとかだったら、原価分のコスト差し引けばいいんで、それでいいんですけど。」
画面割れの場合:
- 修理パーツ(モニター)の原価を差し引くだけ
- 修理すれば通常品として販売可能
背面割れの場合:
- Apple正規修理不可
- 破損品のまま販売するしかない
- 大幅な減額(ジャンク扱い)
iPhone 11(128GB、バッテリー80%):5,000円
iPhone 11(128GB、バッテリー80%、破損なし)の査定結果は、5,000円でした。
「これは5,000円ですね。」 「これ11でしちゃって、これ5,000円。」
一方、背面割れのあるiPhone 15 Pro 1TBは60,000円という高額査定を受けました。機種やスペックにより、背面割れでも査定額に大きな差が出ることが分かりました。
深刻な破損はさらに減額
端の方が大きく割れている場合、さらに減額される可能性があります。
「これはすごく酷いんですけど、これだと中のパーツまで行っちゃってる可能性がどうかあるので、ここに帰っておりしかないんですけどね。」
内部パーツまで損傷している可能性がある場合、さらに厳しい査定となります。
💳 支払い方法
現金即日買取
モバデコでは、現金での即日買取が可能です。
「ここは基本的に元気に買取ができる。」
現金で即日受け取れるのは、急ぎで現金化したい人にとって大きなメリットです。
📋 査定基準
独自の基準で判断
モバデコでは、独自の基準で査定額を決定しています。
「色々の値段決めてるみたいな感じです。ここは。」
大手チェーン店とは異なる、独自の査定ルールで運営されているようです。
まとめ:モバデコ買取のメリット・デメリット
✅ メリット
-
現金即日買取
- その場で現金受け取り可能
-
ジャンク品も買取可能
- 背面割れでも買取対象
-
小規模店舗ならではの対応
- 独自の査定基準
⚠️ 注意点
-
背面割れは激安査定
- iPhone 11で5,000円(通常なら10万円程度の可能性)
-
Apple正規修理不可のため大幅減額
- 背面のAppleロゴが原因
-
画面割れとは扱いが全く異なる
- 画面割れは修理コスト差し引きで済むが、背面割れはジャンク扱い
こんな人におすすめ
- 背面割れで他店で断られた端末を処分したい
- 即日現金化を希望している
- 少額でも構わないので処分したい
他の選択肢も検討すべき人
- 背面が割れていない完動品を売却したい
- より高額な買取を期待している
- 大手チェーン店の安心感を重視する
さいごに
モバデコ(Mobadeco)でのiPhone 3台買取査定をレポートしました。
背面割れは「ジャンク」扱いで激安査定という衝撃の事実が判明しました。Apple正規修理の対象外となる背面割れは、画面割れとは全く異なる扱いを受け、大幅な減額対象となります。
背面が割れていない端末をお持ちの場合は、他店との相見積もりを強くおすすめします。背面割れ端末の処分先としては、即日現金化できるメリットがあります。
より高額買取を目指すなら:
秋葉原のiPhone買取店10店舗を徹底比較した記事も併せてご覧ください。
