はじめに:分割払い中のiPhoneは売れるのか?
分割払い中のiPhoneを売りたい。 でも「三角判定」と言われて断られた経験はありませんか?
今回はジャンパラ秋葉原2号店で実際に査定を受けました。 持ち込んだのはiPhone 14 Pro MaxとiPhone 13の2台です。
この記事でわかること:
- 三角判定でも買取してもらえるのか
- 社外修理したiPhoneの査定額はどうなるか
- 分割払い残債ありの端末を売る際の注意点
査定結果:予想外の減額に驚き
iPhone 14 Pro Max:85,000円→23,000円
店員から衝撃の説明がありました。
「こちらの14 Pro Maxは、カメラとバッテリーに『不明品』という表示が出ています。アップルの正規修理じゃなくて、よく分からない店で修理したのかなという予想です」
減額の理由:
- バッテリーが「不明品」表示
- カメラも「不明品」表示
- 社外修理が疑われる状態
「僕らは故障品という金額に固定されちゃいます。2万3千円まで落ちちゃうというのがあります」
通常85,000円の機種が、社外修理の疑いだけで62,000円の減額です。
iPhone 13:25,000円→即日12,500円
13の方は違う問題がありました。
「ソフトバンクさんで買った端末で、ネットワーク利用制限が三角と出ています。三角の場合、僕らは買取するけど条件付きです」
三角判定の影響:
- 査定額25,000円
- 即日受取は半額の12,500円のみ
- 残りは分割完済後に申請で受取
「傷で1万円以上減額、付属品なしで1,000円減額。総合的に見て、元が3万7千円くらいのものが2万5千円です」
三角判定とは?仕組みを徹底解説
三角・○・×の違い
| 判定 | 意味 | 買取 |
|---|---|---|
| ○(丸) | 一括払い完了 | 通常価格で買取可能 |
| △(三角) | 分割払い中 | 条件付きで買取可能(半額) |
| ×(バツ) | 支払い滞納・踏み倒し | 買取不可または大幅減額 |
ジャンパラの三角判定対応
「三角って出てると、買取しませんっていう業者が大多数。僕らは買取するけど、条件付きの半分だけお支払いして、残りはキャリアに支払い完了したら残りを受け取る権利がある」
受取までの流れ:
- 査定額の半分を即日受取
- キャリアへの分割払いを完済
- ネットワーク利用制限が「○」に変わる
- ジャンパラのホームページで申請
- 残り半分を受取
注意:踏み倒すと大変なことに
「払い忘れちゃって残り分割を踏み倒しちゃったりすると、×判定に変わるんですよ。そうなると罰金130%でお金返してねって話が出てきます」
社外修理のリスク
「不明品」表示で最低価格に
iPhone 14 Pro Maxの査定で明らかになりました。
「僕らとして分からない部分としては、ここが純正品じゃない。純正品の修理じゃないと出てこないので、よく分からない店で修理したのかなになるんですよ」
社外修理が疑われるケース:
- バッテリーに「不明品」表示
- カメラに「不明品」表示
- その他部品の認識エラー
「動く動かないでいけば、カメラも全然動いてはいるので、別に買わないってわけじゃないです。ただ最低価格になります」
店員の対応と総合評価
丁寧な説明に好印象
取材後の感想です。
「担当がすごく親切な人で良かったと思います。すごい嫌な感じもないし、他でも回ってみたらみたいな、とても親切で良かった」
良かった点:
- 三角判定の仕組みを詳しく説明
- リスク(130%ペナルティ)も正直に伝えてくれた
- 他店との比較を勧めてくれた
ただし価格は厳しい
「価格はめっちゃ安い」
正直な評価です。 三角判定や社外修理があると、他店より厳しい査定になる印象でした。
まとめ:三角判定でも売れるが条件あり
ジャンパラ2号店の査定結果
| 端末 | 通常価格 | 実際の査定額 | 減額理由 |
|---|---|---|---|
| iPhone 14 Pro Max | 85,000円 | 23,000円 | 社外修理疑い(不明品) |
| iPhone 13 | 37,000円 | 12,500円(即日) | 三角判定+傷+付属品なし |
三角判定で売る際のポイント
- 半額しか即日受取できない
- 残りは1年以内に手続き必要
- 4年分割の場合は残り受取不可
- 踏み倒すと130%ペナルティ
こんな人におすすめ
- 三角判定でも買取してほしい
- 分割完済の見通しがある
- 1年以内に手続きできる
分割払い中のiPhoneを売りたい方は、まず自分の端末のネットワーク利用制限を確認しましょう。 三角でも買取してくれる店は限られています。
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