はじめに
「iPhoneの背面を割ってしまった...もう売れないかも」そう諦めていませんか?
実は、iPhone 15 Pro 128GBは背面が割れていても50,000円で売れるのです。
この記事では、実際の買取店での査定動画をもとに、背面割れ端末の買取価格と査定の仕組みを詳しく解説します。
iPhone 15 Pro 背面割れの状態" loading="lazy">
査定対象端末のスペック
今回査定した端末の詳細情報:
- 機種: iPhone 15 Pro
- 容量: 128GB
- カラー: ナチュラルチタニウム
- ネットワーク: Apple Store版(SIMフリー)
- 外装状態: 背面割れ(バキバキ)
- その他: 液晶・動作は正常
Apple Store版の重要性
査定員の説明によると、Apple Store版は全キャリアに対応しているため「まる」判定(SIMフリー扱い)になります。
「厳密に言うとApple Store版は、ソフトバンク、AUなどが全部対応になっている状態で、まるという判定になっています」
これはキャリア版と比べて買取価格が有利になる重要なポイントです。

美品価格 vs 外装ジャンク価格
美品状態の場合
もし外装に傷がほとんどない「美品」状態だった場合の価格:
- 高額買取プラン(1ヶ月後振込): 90,000円
- 特急プラン(翌平日振込): 83,000円
外装ジャンクの場合
背面が割れている「外装ジャンク」判定の実際の価格:
- 高額買取プラン(1ヶ月後振込): 50,000円
- 特急プラン(翌平日振込): 48,000円
差額はわずか40,000円。割れていても驚くほど高値で売れることがわかります。
外装ジャンクの減額メカニズム
減額率方式ではない
重要なのは、外装ジャンクは「◯%減額」という計算方式ではなく、市場価格によって決定される点です。
「減額とかではなく、外装ジャンクは市場価格によって下がっていく形になる」
これは需要と供給のバランスで価格が決まるため、機種によって減額幅が異なることを意味します。
大型ジャンクほど減額が少ない理由
査定員によると、大型のジャンクほど金額が下がりにくい傾向があるそうです。
「大きくジャンクほど、金額が下がる場合は少ないです」
これは、修理需要やパーツ需要が高いためと考えられます。

複合故障の扱い方
画面浮き+背面割れ = 外装ジャンク1点
この端末は背面が割れているだけでなく、画面も浮いている状態でしたが、追加減額はありません。
「画面もよく見るとガラスが浮いてしまっている部分とかあるんですけど、外装は全て外装としてみるので、外装ジャンクの1点になります」
つまり、外装関連の故障は全てまとめて「外装ジャンク」1点扱いになるのです。
なぜiPhoneは割れていても高く売れるのか
理由1
iPhoneは修理パーツの流通が多く、修理業者からの需要が旺盛です。
理由2
正常動作する内部パーツ(カメラ、マザーボード等)を取り出して再利用する需要があります。
理由3
Appleブランドの信頼性により、故障品でも一定の需要が存在します。
査定時の注意点
美品の定義
査定員の説明によると、美品とは:
「お客様から見ても、傷がほとんどないような端末」
つまり、厳密な基準ではなく、見た目の印象で判断されます。
外装状態による段階的減額
美品と外装ジャンクの間には、さらに細かい外装ランクが存在します:
「やはり外装によって、徐々に金額は下がっていってしまいます」
小さな傷でも美品判定から外れる可能性があるため、日頃のケア(ケース・フィルム使用)が重要です。
売却タイミングのアドバイス
割れたらすぐ売却を検討
背面が割れた状態で使い続けると:
- さらなる破損リスク(水没、内部損傷)
- 市場価格の下落リスク(新機種発表等)
が高まります。そのまま売却することをおすすめします。
iPhone 15 Proの背面ガラスは修理不可能
iPhone 15 Proの背面ガラスは構造上修理ができません。
- Apple公式:背面ガラス単体の修理メニューなし(本体交換のみ)
- 非公式修理:技術的に困難、対応店舗ほぼなし
背面割れのままでも50,000円程度で買い取ってもらえるため、修理を検討する必要はありません。
