iPhone買取ガイド:高く売るためのポイントと買取の流れ

著者:野口凜
買取ガイド
iPhoneの買取査定の様子
使わなくなったiPhoneを高く売るためのポイントと買取の流れを解説します。買取方法の比較や相場情報、アップルバイヤーズの特長も紹介しています。

iPhone買取の基本情報

iPhone買取って何? 使わなくなったiPhoneを専門業者などに買い取ってもらい、現金化できるサービスです。機種変更や新しいモデルへの買い替え時に、古いiPhoneを売ればお小遣いになります。初めて売る人でも安心できるように、まずは基本的な買取の流れと売る方法を押さえておきましょう。

買取の流れ(査定→見積もり→入金)

iPhone買取の一般的な流れは以下のとおりです。 1. 査定(仮査定) – まずはiPhoneの状態や型番を伝えて査定を受けます。店舗ではスタッフがその場でチェックし、オンライン買取ではウェブやLINEで機種や状態を申告します。ここでだいたいの買取額の目安が提示されます。 2. 見積もり(金額提示) – 業者に実物を確認してもらった後、正式な買取価格が提示されます。店舗買取ならその場で、本査定の結果として金額が伝えられます。宅配買取の場合は、送ったiPhoneが到着後に検品され、メールや電話で最終見積もりが通知されます。提示額に納得すれば売却成立です。 3. 入金(支払い) – 提示された金額に同意すると、買取金額が支払われます。店舗ならその場で現金を受け取れ、宅配買取なら指定した銀行口座に振り込まれます(振込は即日〜数日程度が一般的です)。これで取引完了です。 ※査定額に納得できない場合はキャンセルも可能です。宅配買取でも、キャンセル時にはiPhoneを返送してもらえます(送料が無料の業者がほとんどなので安心です)。

どこで買取できるの?(オンライン・店舗・キャリア)

iPhoneを売る方法には大きく分けて3つあります。それぞれ特徴があるので、自分に合った方法を選びましょう。 - オンライン買取(宅配買取): スマホ買取専門のウェブサービスや業者を利用する方法です。ウェブサイトや専用アプリ、LINEなどで申し込み、宅配便で送って査定してもらいます。自宅にいながら手続きでき、幅広い業者からより高い買取価格を提示してくれる所を選びやすいのが魅力です。査定額に納得すれば銀行振込で支払いを受け取れます。 - 店舗買取: スマホ買取ショップやリサイクルショップの店頭に直接iPhoneを持ち込んで売る方法です。対面で査定してもらい、その場で現金を受け取れる即日現金化がメリットです。専門スタッフと直接やり取りできる安心感がありますが、店舗まで出向く手間はかかります。お住まいの近くに店舗がない場合はオンライン買取の方が便利でしょう。 - キャリア下取り: ドコモやau、ソフトバンクなど携帯キャリアや、Appleの下取りプログラムを利用する方法です。新しいiPhoneに機種変更する際に古い端末を下取りに出すと、機種代金の割引やポイント還元が受けられます。ただしキャリアの下取りは現金ではなくポイントや割引での還元となり、自由に使えるお金が手に入るわけではありません。また、下取り価格は一律で決まっているため、状態が良くても買取専門店ほど高値がつかないケースが多いです。すぐ新機種購入の割引に充てたい場合以外は、専門の買取業者に売却して現金化する方が高く売れることがよくあります。

買取価格の相場情報

「自分のiPhoneはいくらで売れるんだろう?」と気になりますよね。【最新モデル・旧モデルごとの価格目安】と、買取価格が変動する主な要因を押さえておきましょう。相場を知っておけば、提示額が適正か判断しやすくなります。

最新モデル・旧モデルごとの価格目安

iPhoneの買取価格はモデル(世代)によって大きく異なります。一般的に新品発売直後の最新モデルほど高額で、発売から年数が経った旧モデルになるほど価格は下がります。 - 最新のハイエンドモデルでは、中古でも数万円〜十数万円の買取価格がつくこともあります。例えば、最新世代のiPhone 15 Pro Maxクラス(大容量モデル)なら状態次第では10万円を超える金額で買い取ってもらえるケースも珍しくありません。 - 1〜2世代前のモデル(例:iPhone 13や14シリーズ)になると、人気モデルでも買取相場は数万円台が中心です。ストレージ容量や状態によりますが、おおむね新品発売時の約半額前後の価格帯が目安です。 - かなり古いモデル(例:iPhone 8以前や初代SEなど)になると、数千円程度が相場になります。動作に問題がなくても市場価値が下がっているためで、傷やバッテリー劣化がある場合は買取不可かごくわずかな金額になることもあります。 要するに、最新モデルほど高く、旧型になるほど安くなる傾向です。機種変更で少しでも高く売りたいなら、古くなりすぎる前に売却するのがポイントと言えます。

買取価格が変動する要因

同じiPhoneでも、以下のような要因で買取価格は上下します。 - 市場の需要と供給: 人気のあるモデル・容量は高めの価格がつきやすいです。逆に在庫がだぶついている機種や不人気カラーは相場が下がることも。新機種発表前後は旧モデルの相場が下がりやすいなど、タイミングによっても需要が変動します。 - 端末の状態: 外観の綺麗さや動作状況は査定額に直結します。画面割れ・傷だらけ・バッテリー劣化が酷いとマイナス評価です。一方、購入時のフィルムが貼ってあるほど綺麗な状態なら高評価に。付属品の有無も後述するように価格に影響します。 - ストレージ容量やカラー: 容量が大きいモデルは新品時の定価が高いため、中古買取価格も高めになります。人気色(定番のブラック系や限定色など)は需要が高く、在庫希少なため高価買取になりやすいです。逆に不人気色だと多少低く査定される場合があります。 - SIMロックの有無(キャリア/SIMフリー): キャリアで購入した端末でも、SIMロックを解除済みであれば「SIMフリー端末」として扱われ、買取額がアップします。SIMフリーの方がどの通信会社でも使えて需要が高いためです。未解除の場合、買取業者によっては数千円ほど査定額が下がることがあります。できるだけ売る前にSIMロック解除しておきましょう。 - その他の要因: 付帯する保証の有無(AppleCare加入済みで残期間ありなど)や、端末の発売地域の違い(国内版か海外版か)などが影響することもあります。ただ一般的には、モデル・状態・需要の3つが価格を決める主要因です。 豆知識💡: 発売直後の最新機種は買取価格も高額ですが、時間が経つにつれて徐々に下がります。特に毎年秋の新型iPhone発表後は旧モデルの相場が大きく下落しがちです。「どうせ売るなら1日でも早く」が高値をキープするコツです。

買取業者の比較ポイント

iPhoneを売る方法として、店舗買取・宅配買取・フリマアプリ(個人売買)の3つが代表的です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、違いを理解して自分に合った方法を選びましょう。

店舗で売る(店頭買取)

近所のリサイクルショップやスマホ専門店に直接iPhoneを持ち込む方法です。 - メリット: その場でスタッフが査定し、即現金化できるのが最大の利点です。対面で説明を聞ける安心感もあります。疑問点があれば直接質問でき、納得して売却しやすいでしょう。地方でも中古スマホを扱う店舗があれば利用できますし、急ぎでお金が欲しい時にも便利です。 - デメリット: お店まで出向く手間や時間がかかります。近場に適切な買取店がない場合は難しいです。また、店舗運営コストがある分、オンライン専門業者に比べ買取価格が低めになるケースもあります(※店によって差があります)。忙しい人や高額査定を狙いたい人には、後述の宅配買取の方が向いているかもしれません。

宅配で売る(オンライン買取)

ネット申し込みで宅配便を使って端末を送る方法です。近年はスマホ買取専門のオンライン業者が多数あり、自宅にいながら売却できます。 - メリット: 全国の業者から高価買取してくれる所を選びやすいのが魅力です。ウェブやアプリで24時間申し込み可能で、梱包キットを無料提供してくれる業者もあります。送料は往復とも無料のことが多く、査定額に納得できずキャンセルする場合の返送料も無料の良心的なサービスが増えています。店舗に行かずに済むため忙しい人でも利用しやすく、査定額の連絡もメールやLINEでスピーディーです。入金も最短で端末到着日の当日〜翌日には振り込まれるなど対応が早いのも利点です。 - デメリット: 実物を送って査定してもらうため、現金化まで数日かかる点です(発送〜査定〜振込で数日は見ておく必要があります)。また、直接対面でない分、「本当に提示通りの金額が振り込まれるかな?」と不安に思う人もいるかもしれません。信頼できる業者を選べば基本的にトラブルは少ないですが、万一査定額に不満があった場合は交渉がメールや電話になるため若干手間です。ただ前述のようにキャンセル返送も無料の所がほとんどなので、リスクなく試せる手段と言えるでしょう。

フリマアプリやオークションで売る

メルカリやヤフオク!などを使って個人間で直接売買する方法です。自分で出品し、欲しい人に買ってもらいます。 - メリット: 業者を通さず直接販売するため、売値を自分で設定できる点が魅力です。人気モデルや美品であれば、買取店の提示額より高く売れる可能性もあります。また、付属品をセットにしたり「○○付き、美品!」などアピール次第で高値で取引されることも。レアなカラーや希少モデルを持っている場合は特に個人売買の方が高額を狙いやすいでしょう。 - デメリット: 出品作業や購入希望者とのメッセージのやり取り、梱包・発送など手間がかかるのが難点です。買い手がすぐ見つからず時間がかかるケースもあります。さらに個人取引ゆえのトラブルのリスクも否めません(例:購入者からクレームを受け返品対応する、支払いが滞る 等)。また、フリマアプリでは手数料が差し引かれるため、表示上の売値から10%前後が実質目減りします。安全かつ確実に売るなら買取業者、手間がかかっても最高値を追求するならフリマ、と使い分けると良いでしょう。

アップルバイヤーズの特長と強み

数ある買取業者の中でも、アップルバイヤーズ(AppleBuyers)はiPhone買取に特化したサービスとして好評です。ここではアップルバイヤーズで売るメリットと、高価買取を実現できる理由をご紹介します。 - iPhone専門だから高価買取: アップルバイヤーズはその名の通りApple製品、とりわけiPhone専門の買取サービスです。豊富な知識と査定実績があるため、市場価値を踏まえた適正かつ他社に負けない高値で買い取ってもらえます。「とりあえず査定だけ試したい」という場合でも気軽に利用でき、納得のいく価格が付きやすいと評判です。 - 独自の査定基準でプラス評価: 他社ではマイナスになりがちな点も、アップルバイヤーズなら独自の査定基準でしっかりプラス評価してくれることがあります。例えば、多少の小キズや経年劣化があっても、動作に問題なければできる限り減額しないよう配慮するなど、ユーザーに寄り添った査定が特長です。専門店ならではの柔軟な評価で「思ったより高く売れた!」という声も多く聞かれます。 - 販路の広さで高価買取を実現: アップルバイヤーズは中古スマホの販売ルートを国内外に幅広く持っており、再販売で高値がつけられるネットワークがあります。そのため買取時にもその分を還元して高価買取が可能になっています。自社で修理・整備して販売したり、独自の顧客ルートへ流通させることで中間マージンを省き、その分を買取価格に上乗せしています。 - 壊れた端末や古い機種もOK: 他社で断られてしまうようなジャンク品や古いiPhoneでも、アップルバイヤーズなら買い取ってもらえる可能性が高いです。実際に画面割れや故障したiPhone、発売から年数が経った機種(目安としてiPhone6s以降)も買取対象となっています。部品取りや自社修理による再販ルートがあるため、壊れた端末でも思わぬ値段がつくことも!「こんな状態でも売れるかな?」というiPhoneがあれば一度査定依頼してみる価値があります。 - スピーディーで便利なサービス: アップルバイヤーズでは査定依頼から入金までがとてもスピーディーです。店舗(秋葉原店)での即日買取はもちろん、遠方の方でも宅配買取が可能で、送料も無料。事前にLINEで気軽に無料査定相談ができるなど、手続きの手軽さも魅力です。査定額に納得すれば素早く振込してもらえるため、「すぐにお金が欲しい」「忙しくて店舗に行けない」という人にもピッタリでしょう。 このようにアップルバイヤーズは専門性の高さとサービスの手厚さで他社と差別化されています。初めての買取でも丁寧に対応してくれるので安心して利用できますよ。

iPhoneを高く売るコツ

最後に、少しでも査定額をアップさせるためのコツを押さえておきましょう。ちょっとした工夫で買取価格が変わることもあります。
- 付属品はできるだけ揃える: 購入時についてきた箱や付属品(充電ケーブル、アダプタ、イヤホン、SIMピンなど)は捨てずに保管しておき、売るときに一緒に出しましょう。付属品完備の端末は査定でプラス評価となり、上限に近い価格がつきやすくなります。とくに新品同様の綺麗な箱や未使用の付属品が揃っていれば大きなアピールポイントです。逆に欠品が多いと減額対象になるので注意しましょう。
- しっかりクリーニング: 査定に出す前にiPhone本体を綺麗に掃除しましょう。柔らかい布で画面や背面の指紋や汚れを拭き取り、カメラ周りやボタンの隙間のホコリも可能な範囲で取り除きます。見た目の印象が良くなるだけでなく、「大切に使っていた」というアピールにもなり、査定担当者の心象が良くなります。中古品とはいえ清潔感は大事です! 画面保護フィルムを貼ったままの場合、傷がないならそのままでもOKですが、フィルムが汚れている場合は剥がした方が綺麗に見えることもあります。
- SIMロックを解除しておく: 前述したように、キャリア版iPhoneをお使いの場合は事前にSIMロック解除の手続きをしておくことを強くおすすめします。解除自体はオンラインで簡単にでき、手数料も基本無料(各キャリアのマイページ等で手続き)。SIMフリー端末になるとどの回線でも使えるため中古市場で人気が高く、買取価格がアップします。機種によりますが、数千円規模で査定額が変わることもあります。「どうせ売るなら無料でできるSIM解除はやらなきゃ損」です!
- その他のプチ改善: 明らかな故障箇所がある場合、売る前に修理すべきか悩むところです。画面割れやバッテリー不良などは、修理費用と買取額アップ幅を天秤にかける必要があります。一般に公式修理は高額なので、そのままの状態で買取に出してしまった方がトクなケースが多いです(業者側で安く修理できるため)。また、次の人が使いやすいようにiCloudからサインアウトし初期化しておくのも忘れずに。こちらは価格には直結しませんが、個人情報保護とスムーズな取引のための大切な準備です。
以上のポイントを押さえておけば、あなたのiPhoneをより高く、気持ちよく売却できるでしょう。不要になったiPhoneも、賢く手放せば新しいスマホ代の足しになります。ぜひ今回ご紹介した情報を参考に、満足のいく形でiPhone買取を活用してみてくださいね!