iPhoneバッテリー容量ランキング|Proより通常モデルが大きい理由
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iPhoneバッテリー容量ランキング|Proより通常モデルが大きい理由

最終更新: 野口凜9分で読めます
#iPhoneバッテリー#バッテリー容量#mAh#iPhone比較#スペック
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iPhoneのバッテリー容量を全26機種ランキングで一覧比較。16 Pro Max(4,685mAh)が首位も、15 Proは14より小さい?Proより通常モデルが大きい逆転の理由と、チップ効率で変わる実電池持ち、買取時のバッテリー減額目安まで解説。

iPhoneバッテリー容量ランキング(全モデル)

意外な事実:新しい≠大容量、Pro≠大容量

「新しいiPhoneほどバッテリーが大きい」「Proモデルの方がバッテリーが大きい」

実はどちらも間違いです。

この記事では、歴代iPhoneのバッテリー容量をランキング形式で紹介し、意外な事実と、買取・売却時に知っておくべきポイントを解説します。


びっくりする比較結果

「Pro」だからバッテリーが大きいわけではない。

「新しい」からバッテリーが大きいわけでもない。

2019年発売のiPhone 11が、2023年発売のiPhone 15 Proとほぼ同じ容量というのは驚きではないでしょうか。

なぜこうなる?

理由は大きく2つあります。1つ目はチップの省電力性能の向上です。新しいモデルは同じ電力でより長く動くため、メーカーとしても容量を増やすより効率を上げる方を選ぶことがあります。

2つ目は筐体と機能のバランスです。Proモデルは望遠カメラや高性能チップなど部品が多い分、バッテリーを大きくするスペースが限られます。逆に筐体の大きいPro MaxやPlusで容量が大きくなるのは、このスペースの余裕によるものです。


バッテリー容量ランキング(全モデル)

歴代iPhoneの主要モデルを、バッテリー容量の大きい順に並べました。

順位機種バッテリー容量
1iPhone 16 Pro Max4,685mAh
2iPhone 16 Plus4,674mAh
3iPhone 15 Pro Max4,422mAh
4iPhone 15 Plus4,383mAh
5iPhone 13 Pro Max4,352mAh
6iPhone 14 Plus4,325mAh
7iPhone 14 Pro Max4,323mAh
8iPhone 16e4,005mAh
9iPhone 11 Pro Max3,969mAh
10iPhone 12 Pro Max3,687mAh
11iPhone 16 Pro3,582mAh
12iPhone 163,561mAh
13iPhone 153,349mAh
14iPhone 143,279mAh
15iPhone 15 Pro3,274mAh
16iPhone 133,227mAh
17iPhone 14 Pro3,200mAh
18iPhone 113,110mAh
19iPhone 13 Pro3,095mAh
20iPhone 11 Pro3,046mAh
21iPhone XR2,942mAh
22iPhone 12 / 12 Pro2,815mAh
23iPhone 13 mini2,438mAh
24iPhone 12 mini2,227mAh
25iPhone SE(第3世代)2,018mAh
26iPhone SE(第2世代)1,821mAh

※バッテリー容量はAppleが公表していないため、規制当局(ANATELなど)の認証情報や分解レポートで確認された値を使っています。本表はiPhone 16世代までのモデルを収録しています。

大容量モデル(4,000mAh以上)

4,000mAh以上のモデルは8機種。1位は4,685mAhのiPhone 16 Pro Maxで、16 Plus(4,674mAh)、15 Pro Max(4,422mAh)、15 Plus(4,383mAh)、13 Pro Max(4,352mAh)、14 Plus(4,325mAh)、14 Pro Max(4,323mAh)、16e(4,005mAh)と続きます。Plus/Pro Maxなど筐体の大きいモデルが上位を占める傾向があります。

中容量モデル(3,000〜4,000mAh)

3,000〜4,000mAhの層には11 Pro Max(3,969mAh)、12 Pro Max(3,687mAh)、16 Pro(3,582mAh)、16(3,561mAh)、15(3,349mAh)、14(3,279mAh)、15 Pro(3,274mAh)、13(3,227mAh)、14 Pro(3,200mAh)などが並びます。通常モデルとProモデルが混在する層で、Proは機能を詰め込む分、容量は無印と同程度に収まるケースが多いです。

小容量モデル(3,000mAh未満)

3,000mAh未満はmini系とSEシリーズ、旧機種が中心です。XR(2,942mAh)、12/12 Pro(2,815mAh)、13 mini(2,438mAh)、12 mini(2,227mAh)、SE(第3世代)(2,018mAh)、SE(第2世代)(1,821mAh)と続き、SE(第2世代)は16 Pro Maxの半分以下しかありません。

注意:容量順位とビデオ再生時間は一致しない

上の表を見ると「容量が大きい順」と「ビデオ再生時間が長い順」が一致していないことに気づくと思います。例えば2位のiPhone 16 Plus(4,674mAh)より、3位のiPhone 15 Pro Max(4,422mAh)の方がビデオ再生時間が長いです。

これはチップの省電力性能の違いが原因です。iPhone 15 Pro MaxのA17 Proチップは動画再生時の電力効率が非常に優秀で、容量が小さくても長時間再生できます。バッテリー持ちは「容量 × チップの省電力性能」で決まるので、容量だけで判断しないようにしましょう。


そもそもmAhって何?

mAh(ミリアンペアアワー) は、バッテリーの容量を表す単位です。

  • mA = ミリアンペア(電流の単位。1アンペアの1000分の1)
  • h = アワー(時間)

つまり「1時間にどれだけの電流を流せるか」を表しています。

分かりやすく言うと

数字が大きい=電池がたくさん入ってる と思えばOKです。

4,685mAhのiPhone 16 Pro Maxは、1,821mAhのiPhone SE (2nd)の 約2.5倍 の電池が入っています。


用途別の消費電力と持続時間

用途別の消費電力目安

おおよその目安は以下の通りです。

  • 動画再生(ローカル保存・機内モード・輝度控えめ): 約100〜150mA
  • 動画ストリーミング(回線使用): 約300〜500mA
  • 重いゲーム(原神など): さらに高い消費になる

用途によって消費電力は3〜5倍変わります。同じバッテリー容量でも、何をするかで持ち時間は大きく変わります。

モデル別:重いゲームのプレイ時間(理論値)

原神やCODモバイルなど、負荷の高いゲームをプレイした場合の理論的な持続時間です。

iPhone SE (2nd)で原神をやると...

計算上、1時間持たない可能性があります。

さらにA13チップは発熱しやすいため、サーマルスロットリング(熱で性能を落とす機能)が働いて、そもそもまともに動かない可能性も高いです。


Apple公式値のカラクリ

iPhone SE (3rd)のビデオ再生15時間」と公式にありますが、実際に15時間も動画を見られるわけではありません。

Apple公式の「ビデオ再生」テスト条件

Appleの公式サイトの注釈(小さい字)を読むと、以下の条件でテストされています:

  • ローカル保存の動画を再生(ストリーミングではない)
  • Wi-Fi・モバイルデータ通信オフ(機内モード状態)
  • 画面輝度は最低から8クリック(かなり暗い)
  • 音量は50%
  • バックグラウンドアプリなし

テスト条件 vs 実際の使用

Appleの公称値は機内モード・ローカル保存の動画・輝度最低付近という理想的な条件で測られた数字です。実際の使用では通信や画面の明るさ、バックグラウンドアプリで消費電力が上がるため、体感の持ちは公称値の1/2〜1/3程度と考えるのが目安です。

iPhone SE (3rd)で計算し直すと...

バッテリー容量: 2,018mAh

  • Appleテスト条件(100〜150mA): 2,018 ÷ 130 = 約15.5時間 ← 公式値と一致
  • 実際のストリーミング(300〜500mA): 2,018 ÷ 400 = 約5時間

結論:公式値と実際の体感には約3倍の差がある。

普通に使うと、公式値の 1/2〜1/3くらい が実際の持続時間と思っておきましょう。


容量だけじゃ決まらない話

バッテリー容量が大きければ長持ちする...とは限りません。チップの性能や発熱対策も重要です。

iPhone 16 Plus vs iPhone 15 Pro Max

ランキング表で2位のiPhone 16 Plus(4,674mAh)と3位のiPhone 15 Pro Max(4,422mAh)を比べてみます。容量では16 Plusの方が約250mAh大きいのに、ビデオ再生時間は15 Pro Maxの方が長いとされています。容量だけで判断すると逆の結論になる好例です。

違いのポイント

  • バッテリー容量: 16 Plusの方が約250mAh大きい
  • ビデオ再生時間: 15 Pro Maxの方が長い(A17 Proの省電力性能とProMotionの可変駆動が効いている)
  • 結論: 容量の大小だけで持ち時間は決まらない。容量とチップの省電力性能の掛け算で考える

用途別おすすめモデル

ざっくりまとめると

  • 普段使いでバッテリー長持ちさせたい → Plus系(16 Plus、15 Plus、14 Plus)
  • ガチでゲームやりたい → Pro Max系
  • バランス型 → 通常モデル(16、15、14)

まとめ

買取時のワンポイント

バッテリー容量(mAh)は変わりませんが、バッテリーの最大容量(%)は劣化します。

設定 → バッテリー → バッテリーの状態で確認できます。80%未満は多くの業者で減額対象 になるので、売却を検討している方は早めの行動がおすすめです。


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よくある質問FAQ

A

iPhone 16 Pro Maxが4,685mAhで1位です。2位はiPhone 16 Plus(4,674mAh)、3位はiPhone 15 Pro Max(4,422mAh)となっています。Max/Plusモデルが上位を独占しています。

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