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バッテリー状態確認ガイド

2025年3月11日野口凜
iPhoneのバッテリー状態を確認する画面の画像

中古でiPhoneを売る際にチェックされるポイントの一つにバッテリーの状態があります。特に「バッテリー最大容量」がどのくらい残っているかで、買取価格に影響する場合があります。ここでは、iPhone本体で簡単にできるバッテリー状態(最大容量)の確認方法と、何%以下だと減額対象になるかなどについて説明します。

バッテリー最大容量を確認する方法

iPhoneでは、OSに標準搭載された機能でバッテリーの劣化度合いを確認できます。手順はとても簡単です。

iPhoneのバッテリー状態確認画面
設定アプリを開くホーム画面の「設定」アイコンをタップします。「バッテリー」を選択設定項目の中ほどにある「バッテリー」をタップします。緑色の電池マークの項目です。「バッテリーの状態と充電」をタップ(iOS16以降の場合)バッテリー設定画面に「バッテリーの状態と充電」という項目があります。ここをタップするとバッテリーの最大容量が何%になっているかを確認できます。「最大容量」をチェックバッテリーの状態画面に入ると、一番上に「最大容量」という項目とパーセント表示があります。これが新品時と比較したバッテリー性能の割合で、数値が低いほど劣化が進んでいることを意味します。
この画面には「ピークパフォーマンス性能」や「最適化されたバッテリー充電」の項目もありますが、買取査定で見られるのは主に最大容量の数値です。

何%以下が減額対象になる?バッテリー劣化と査定

一般的に、バッテリー最大容量が80%を下回ると「劣化」と判断され、買取価格に影響することが多いです。Apple自体も「80%がバッテリー交換の目安」としており、これを切ると「お使いのバッテリーは著しく劣化しています」というメッセージが表示される場合があります。